Swift入門-その2-選択・繰り返し処理
はじめに
今回の記事では
- 選択(switch文)
- 繰り返し(for文)
について書きます。
ちなみに前回の記事は以下になります。
Swift入門-その1-PlaygroundでSwiftを使ってみよう【前編】 - 初心者のインフラ・Web系メモ書き日記
選択(switch文)
switch文は複数の分岐がある場合によく使います。
基本的な構文は以下になります。
switch 式 { case 値: 処理 case 値: 処理 case 値,値: 処理 default: 処理 }
式には値、変数、式など、値として扱えるものであれば基本的にはなんでも設定できます。
caseの値と式の値が一致したときに処理を実行します。値はカンマ区切りで複数設定可能です。
case句に入ったあとそこから出るためにC言語などでは「break」を書きますが、Swiftでは自動で抜けるので不要です。
逆に抜けずにそのまま処理をしたい場合は
fallthrough
を使います。
fallthroughを使った例を以下に示します。
let a=40 switch a { case 50: print("処理1") case 40: print("処理2") fallthrough case 30: print("処理3") default: print("処理4") }
この結果は「処理2」と「処理3」が出力されると思います。
caseの値には範囲演算子を使うこともできます。
範囲演算子を使った例を以下に示します。
let b=35 switch b { case 10..<20: print("処理1") case 20..<30: print("処理2") case 30..<40: print("処理3") default: print("処理4") }
この結果は「処理3」と出力されると思います。
さらにはcaseの値にタップルを使うことも可能です。
タップルを使った例を以下に示します。
let c=(month:1 ,day:1) switch c { case (1,1) print("正月です") case (2,11) print("建国記念日です") case (6,_) print("6月に祝日はありません!") default: break; }
この結果は「正月」と出力されると思います。
case (6,_)の「_」はワイルドカード(どのような値にもマッチするもの)です。
繰り返し(for文)
同じ処理を繰り返したいときなどによく使います。
基本的な文法は
for 変数 in 開始値...最終値{ 処理 }
です。
開始値から始まり最終値になるまで繰り返しを行います。
単純に4回繰り返す処理を行いたい場合は
for d in 1...4{ print("\(a)") }
となります。
またfor文を用いることで配列や辞書の値を取り出すこともできます。
配列から値を取り出す例を以下に示します。
let values=[1,10,100] var res=0 for value in values{ res+=value } print(res)
この結果は1+10+100で「111」と出力されると思います。
まとめ
今回は
- 選択(switch文)
- 繰り返し(for文)
について書きました!
今回は基礎的な使い方のみしか書いてないのでほかにもいろいろ使いたはあるので興味がある方は調べてみてください!
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この記事はほぼサーバなどを触ったことがない人物が学んだことを整理するために書いていますので間違いなどが多々あると思います。間違いなどありましたら是非コメントなどで教えていただけると幸いです。