MySQLでの学習のためのサンプルデータ利用について
はじめに
MySQLの学習でSELECTなどのシンプルな文法はGoogle検索などをすれば簡単に学習できると思うが、
実際の大量のデータでの使用は個人ではなかなか用意ができないことが多いと思います。
そこで今回の記事ではサンプルデータを用意してそれをMySQLにインポートするまでを書いていきたいと思います!
サンプルデータのダウンロード
サンプルデータ以下のURIからダウンロードします。
MySQL :: Other MySQL Documentation
上のURIを開くと以下の画面になると思います。
また赤枠で囲っている「Example Databases」の部分がサンプルデータになります。
今回は「world database」をダウンロードしてきます。
「world database」には世界の国と都市、人口などのデータが入っています。
ダウンロードには下の画像の赤枠の部分をクリックします。
もしZipファイルの方がよい方は赤枠の左の「Zip」ボタンをクリックしてダウンロードしてください。
サンプルデータのインポート
mySQLにサンプルデータのインポートを行います。
ここからの作業はターミナルから行います。
なのでまずはターミナルを開きましょう。(/Applications/Utilities/ターミナル.app)
ターミナルからまずはmySQLの起動を行います。
起動は以下のコマンドでできます。
mysql.server start
起動ができたら以下のコマンドでデータのインポートを行います。
mysql -u root -p mysql < world.sql
もしここで以下のエラーが出た場合は
-bash: world.sql: No such file or directory
サンプルデータをダウンロードした場所に「cd」コマンドで移動してください。
またパスワード入力もとめられたけどを設定してないよって方は以下のコマンドでパスワードの設定をしてください。
mysqladmin -u root password 'password'
データの確認
データの確認のために以下のコマンドでmySQLに接続を行います。
mysql -u root -ppassword
「password」は上で設定したパスワードに変更してください。
worldデータベースがインポートできているか以下のコマンドで確認します。
show databases;
以下のような出力で「world」があればインポートできています。
+--------------------+ | Database | +--------------------+ | information_schema | | mysql | | performance_schema | | sys | | world | +--------------------+ 5 rows in set (0.00 sec)
次に「world」データベースに接続してみます。
接続には以下のコマンドで行います。
use world;
worldデータベース内にあるテーブルの確認をしてみます。
確認は以下で行います。
show tables;
以下のような出力があると思います。
+-----------------+ | Tables_in_world | +-----------------+ | city | | country | | countrylanguage | +-----------------+
ここまででサンプルデータが自分のPCで利用できるようになったと思います。
あとはSELECT文や試してみたいクエリを実行してみてください。
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この記事はほぼサーバなどを触ったことがない人物が学んだことを整理するために書いていますので間違いなどが多々あると思います。間違いなどありましたら是非コメントなどで教えていただけると幸いです。